インタラクティブ
この記事では、フォートトークの「AIコンテンツエンハンス – インタラクティブ」の各機能の概要を紹介します。
なお、インタラクティブのAI機能を使用する前準備については、以下の記事をご確認ください。
他のAI機能は以下の記事をご覧くださいにゃ
「AIコンテンツエンハンス – インタラクティブ」の表示方法
フォートトークで、生成AI機能を利用するには、「追加機能 > AIコンテンツエンハンス – インタラクティブ」を選択します。
すると「AIコンテンツエンハンス – インタラクティブ」(以下、インタラクティブ)の画面が表示されます。
この時に「API設定」しか表示されない場合は、設定でAPIキーを入力する必要があります。
APIキーの入力方法は、以下の記事をご確認ください。
それでは、「インタラクティブ」の各機能の概要を紹介していきます。
Interactive AI Companions(AIアシスタント関連)
まずは「Interactive AI Companions」です。
ここには、AIアシスタント関連の機能がありますにゃ
AIチャット
GPTの役割や設定、条件等を「設定」で指示すると、それに沿った内容をAIアシスタントとやりとりできる機能です。
スマートアシスタント
ウェイクワードでキャラクターを呼び出し、音声入力でそのキャラクターと会話する機能です。
ウェイクワードには以下の8つがあります。
- 「ドクター」:苫米地博士
- 「ハカセ」:苫米地博士、関西弁バージョン
- 「まあ子さん」:AmamiyaMaakoさん
- 「カミーユ」:英語話者
- 「つむぎ」:「〜なり」の語尾が特徴的な話者
- 「ミリアル」
- 「アリアル」
- 「アベルーニ」
アドバンスドアシスタント
CahtGPTに、コグニティブリサーチラボ独自のAIを組み合わせ、最新情報にも対応可能な、AIアシスタント機能です。
独自AIの働きにより、GPTの大きな問題点である嘘の回答や幻覚(ハルシネーション)を正確に認識・修正できます。
また、回答にはその根拠となる関連リンクも併せて表示されます。
これは他では見られない最先端機能ですにゃ
PDFアシスタント
この機能は、PDFの全文テキストを抽出し、かつその内容に関する質問に答えてくれるAIアシスタントです。
リンガメイト
多言語学習を支援する対話型のプラットフォームです。
入力した文章の文法上の誤りを指摘したり、より自然な文になるよう修正してくれたりします。
インテレクチュオリブトランスクライバー
本1冊等といった大量の情報を含むPDFを翻訳する機能です。多言語(51言語)に対応しています。
IntellectuoLib Transcriber の意味
「IntellectuoLib」は、知性や理解力を意味する Intellectuo に、 library の短縮形 Lib が付き、総じて「知識体系の蓄積」を示しています。
「Transcriber」は、翻訳する者を意味する語ですが、ここでは、「このシステムが情報を理解しそれを多言語で翻訳する能力を有している」ことを表しています。全体として「このシステムが知性を用いて大量の情報を理解し、それを多言語で翻訳し利用しやすい形に変換する」ということを表現しています。
サイトスクライブ
URLを入力すると、そのページの要約を翻訳してくれる機能です。多言語(53言語)に対応しています。
インサイトウィズダム
苫米地博士の名言をピックアップし、提示してくれる機能です。
「視覚化」「楽曲化」ボタンを押すと、名言をイメージした画像や楽曲が生成されます。
Cognitive prompt lab
コグニティブプロンプトラボ
AIとの対話を通じ、一緒に新しいアイデアを作り出したり、画像を生成したりするプラットフォームです。
このコグニティブプロンプトラボには、以下の項目があります。
インタラクティブプロンプトエンハンサー
ワードを入力すると、それに対する「アイデア」と「必要情報」が提示されます。
その「必要情報」に答えると、さらに詳細なアイデアを提供してくれます。
これを繰り返すことでアイデアを深めていくことができます。
コラボラティブプロンプトエクスペリエンサー
ワードを入力すると、それに関連する属性が表示されます(例: 本棚 → サイズ、デザイン、収納能力など)。
属性を記入し、「リバイズ」ボタンを押すと、追加の属性が表示されます。また、「生成」ボタンを押すと、入力内容に基づいた提案が表示されます。
ヒューリスティックグローブ
質問を入力すると、以下のプロセスをAIが自動的に行い、回答を提示してくれます。
「回答候補の作成 → 候補のランクづけ → 最高ランク候補の表示」
ビジョンスクライブ
ワードを入力すると属性項目が表示され、そこに記入することで画像が生成されます。
プロンプトナビゲーター
アクトを選択すると、質問の例文が表示されます。その一部を書き換えることで、自分に合った質問文を効率的に作り、AIの回答を得られる機能です。
プロンプトの書き方(AIへの質問のしかた)が分からない時に役立つ機能です。
Transmutation
ビジョナリートランスフォーマー
ネガティブな文章表現を、ポジティブなものに変換する機能です。
オピニオンデコーダー
レビューなどの情報を、分析・評価する機能です。
入力された情報は「ニュートラル」「ポジティブ」「ネガティブ」に分類され、スコアが付けられます。
セマンティックリフレーマー
文章を異なる表現に変える機能です。以下の2つのモードがあります。
- ニュートラルモード:原文の意味や文章構造をなるべく保ちつつ言い換えます。
- クリエイティブモード:新しい表現やアイデアを取り入れ、より創造的な文章に変えます。
プラギアリズム(剽窃)の防止や、1つの情報を様々な観点から書きたい時などに便利です。
ヴィルトゥオーソキュレーション
800曲以上のクラシック音楽から、リクエストに合った曲を選択してくれる機能です。
Condensed Insights(要約関連)
次は「Condensed Insights」です。
ここには、要約関連の機能がありますにゃ
イメージダイジェスター
画像からテキストを抽出し、その全文と要約の表示、および読み上げをする機能です。
pdf2summary
PDFの内容を要約する機能です。
speech2summary
音声の内容を文字起こし(テキスト化)し、読み上げと要約をする機能です。
speech2text
音声の内容を文字起こし(テキスト化)する機能です。(speech2summary との違いは、テキスト化に特化していることのようです)
speech2text-transcoding
入力したURL先の動画音声(または音声+動画)を抽出し、全文の文字起こしと要約をする機能です。
text2summary
入力、または読み込んだテキストを要約する機能です。
text2moderations
テキストに、差別的、暴力的、脅迫的、性的などの問題表現がないかをチェックする機能です。
Shape Shifters(変換関連)
次は「Shape Shifters」です。
ここには、画像生成やテキスト修正などの機能がありますにゃ
text2text-edit
テキストの校正をする機能です。
誤字脱字の修正や適切な単語への変換、文章構造の最適化などが行われます。
text2img
指示内容の画像を生成する機能です。
(指示は英語で行うと良い結果を得やすいです)
「最適化」ボタンを押すと、入力した英語が正しい表現に修正されます。
img2img-edit
画像を指定し、指示を与えることで、新たな画像を生成する機能です。
(指示は英語で行うと良い結果を得やすいです)
img2img-variation
指定した画像から、別の画像(バリエーション)を生成する機能です。
以上、「AIコンテンツエンハンス – インタラクティブ」の各機能の概要紹介でした。