フォートトークには様々な機能がありますが、一番基本的なのは友達と1対1のチャットをする「ルーム」です。
この記事では、その「ルーム」の使い方を紹介します。
「ルーム」の設定については以下の記事をご覧ください
基本的なメッセージ送信方法
フォートトークでのメッセージやりとりは、各友達との「ルーム」画面で行います。
「ルーム」画面に入るには、画面下の「ルーム(旧:トーク)」をタップし、次に友達を選択します。
「ルーム」内の「自分用メモ」とは、ルームの機能を利用したメモ機能です。
iOS側からもアクセスされることがないため、覚え書きやパスワードなどをセキュアに書き留めておくことができます。
(※友達宛てチャットと同様、360日後に自動削除されるため、その点ご注意ください)
ルーム画面に入ると、画面一番下にメッセージ入力欄があります。
このメッセージ入力欄 をタップするとキーボードが表示されます。
メッセージを送信するには、ここに文章を入力し、右端の紙飛行機アイコンをタップします。
するとメッセージバブル(ふきだし)が表示されます。
友達からメッセージが届くと、左側に表示されます。
メッセージバブルの背景色と文字色は、以下から設定できます。
「追加機能 > 設定 > チャット設定 > メッセージバブル カラー」
メッセージ入力欄の表示・非表示
メッセージ入力欄は、画面右上のキーボードアイコンで表示・非表示が切り換えられます。操作中に入力欄が隠れてしまった場合は、このボタンを押してください。
写真などの送信や、通話などの機能(概要)
テキストメッセージではなく、写真・ファイル・位置情報などの送信、または音声やビデを通話をするときは「+」送信メニューを使います。
正式名称が分からないため、「+」送信メニューと勝手に呼んでいます・・・
画面左下の「+」をタップすると送信メニューが表示されます。
初めて「+」を押した時に出るiPhoneメッセージ(クリックで展開します)
インストール後、初めて「+」ボタンを押した場合、以下3つのiPhoneメッセージが表示されます。
特に問題がなければ「OK」などを押して「許可」してください。
「+」送信メニューの項目は以下のようになっています。
エンジニア向け送信機能
メッセージ送信には、通常のテキスト以外に、エンジニア向けの特殊な送信機能があります。
- ソースコード送信:ソースコードをシンタックスハイライト表示(キーワードに色付け)するときに使います。
- マークダウン送信:MarkDwon記法で書いたメッセージを送信するときに使います。(CommonMark)
「マークダウン送信」と「MarkDownエディタ」との違いは、文章をメッセージ入力欄に入れるか、プレビュー付きエディタに入れるかだけの違いです。
これらの機能を使うには、「追加機能 > 設定 > チャット設定」で「ソースコードメッセージ送信」または「マークダウン送信」をオンにします。
オンにすると、テキストメッセージ送信ボタン(紙飛行機アイコン)の右に「ソースコード送信」と「MarkDown送信」のボタンがそれぞれ現れます。
ソースコード送信
プログラムのソースコードを入力し、「ソースコード送信」ボタンをタップします。
すると友達側に、そのメッセージがシンタックスハイライトで表示されます。
シンタックスハイライト表示の「テーマ」を変えるには? (クリックで展開します)
シンタックスハイライト表示の「テーマ」切り換えは以下のように行います。
「追加機能 > 設定 > チャット設定」で「ソースコードメッセージ送信 シンタックスハイライトテーマ選択」を押します。
すると、現在設定されている シンタックスハイライト がサンプルコードとともに表示されるます。
この画面の一番下にある「テーマ」あるいは「言語」をタップします。
「テーマ」と「言語」のそれぞれ選択し、「完了」をタップします。
右上の「決定」をタップするとテーマが確定します。
それぞれのテーマの表示例は、React Syntax Highlight Sample Page などを参考になさってください。
この「テーマ」設定は、自分が受け取ったソースコードメッセージを表示する時にのみ適用されます。(つまり、相手側が違う「テーマ」を選択している場合は、自分側と違う表示になります)
マークダウン送信
メッセージをMarkDown記法で書き、「マークダウン送信」ボタンをタップします。
すると友達側に、メッセージがMarkDownに則った形で表示されます。
メッセージバブル長押しメニュー
メッセージバブルを長押しすると編集メニューが出てきます。
このメニューを使って、メッセージに対していろいろな操作ができます。
編集メニューの内容
編集メニューの内容は以下のようになっています。
コピー
メッセージがクリップボードに入ります。(普通のコピーと同じですね)
テキストメッセージは、「送信時間」と「未読・既読」もコピーされるので、貼り付ける時は注意してにゃ
いいね(Like)♡
メッセージに、Iphoneの顔文字を「いいね」として付けることができます。
「いいね」を取り消すには、「最近使った絵文字」に表示される同じ絵文字を押すと取り消せます。
返答
メッセージの引用が入力欄の冒頭に入ります。メールの引用返信と同じような機能です。
転送
メッセージを他の友達や、所属しているグループに転送する機能です。
転送先を選ぶと、確認なしで即送信されてしまうのでちょっと注意が必要ですにゃ
共有
iPhoneの「共有」機能を使い、メッセージを送ったり、保存したりできます。
削除
文字通りメッセージを削除します。
ゴミ箱機能はないので完全削除されます
ただし、自分が送信したメッセージを削除しても、友達側では表示されたままですにゃ(メッセージ削除期限まで)
開封前メッセージ削除機能
間違ったメッセージをうっかり送っても、友達が開封前であれば見られる前に削除が可能です。
ただし相手が友達設定で「通知時メッセージを表示(復号)しない」をオフにしている場合、iPhoneの通知にメッセージ内容が表示されます。(つまり開封前に内容に見ることができるということです)
編集
送信済みメッセージの編集ができます。相手が開封前であれば編集前のメッセージを見られずに済みます。
開封済みの場合は、相手が履歴ダウンロードを実行した時に置き換わります。「設定 > チャット > 履歴ダウンロード」
編集履歴
メッセージの編集履歴を閲覧できます。
要約
メッセージの要約を表示します。
現在、要約機能は働いていません。(Ver.0.98.81)
翻訳
メッセージを翻訳します。翻訳方向は「外国語 → iPhoneの使用言語」です。
例えば、iPhoneの使用言語が「日本語」の場合、外国語メッセージが日本語に翻訳されます。
(その場合、日本語メッセージで「翻訳」を実行しても日本語が表示されるだけになります)
そのため、日本語メッセージを他国語に翻訳するには「iPhoneの使用言語」を変更する必要があります。( Ver.0.95.22)
iPhoneの使用言語を変えて他言語に翻訳するには? (クリックで展開します)
iPhoneの使用言語を変えて、日本語メッセージを他言語に翻訳するには以下のようにします。
ここでは日本語をイタリア語に翻訳する例で説明しますね
手数は掛かりますが、今のところこの方法で日本語メッセージを他言語に翻訳することができます。
翻訳が終わったら、同じ手順で「iPhoneの使用言語」を「日本語」に戻してくださいにゃ
以下は、キング牧師の「I Have a Dream」演説の一節をフォートトークで翻訳したものです。
(参考として、同じ文章のgoogle翻訳も掲載しておきます)
読み上げ
メッセージを読み上げます。読み上げを始めると、以降のメッセージもすべて読み上げていきます。
読み上げを途中で止める機能はありません。
保存
iPhoneの「写真(フォトライブラリ)」に保存します。
(「カメラ」で撮った写真でのみ有効です)
info
メッセージの「送信日時」と「削除日時」、および友達やグループメンバーの開封日時が表示されます。
デフォルトのメッセージ削除日時は、メッセージを開封した360日後です。
メッセージ削除期限を好きな時間に設定したい場合は、以下の記事をご覧ください.
フォートトークの使い方:「トーク(チャット)個別設定」編(メッセージ削除時間)
以上、フォートトークのメイン機能である「ルーム」画面の使い方の紹介でした。